コロナ禍における時間帯ごとの人口変動を視覚化できるデータベース 市区町村版を加えて「あさひる統計」をリニューアル

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2020.09.14

~スマートフォンの位置情報データを活用した時間帯別の推計人口統計データ~

 地理情報システム関連のデータベース開発と関連コンサルティング業務を展開する株式会社楽しいチリビジ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:真野 栄一)は、曜日時間帯別の地理情報システム向けの推計人口統計データ「あさひる統計」をリニューアルしました。従来から提供する125m四方のメッシュ版に加え、市区町村単位で集計した「市区町村版」を追加して、2020年9月15日より提供開始いたします。
 本製品は四半期単位でアップデートを行っているので、時系列で比較することにより、新型コロナ以前とそれ以降の日本全国各地の人出の変動を視覚化できます。本製品は小売や外食などのサービス業など、特に店舗展開している業界で最新状況を反映した高精度な商圏分析に活用されています。

ウェブサイト: http://chiri.biz/products/asahiru/

昼間人口の変動パターンによるマップを2時点で比較すると、都市構造が変化していることが分かる。
昼間人口は特に平日のビジネス街での減少が顕著であることが分かる。
125mメッシュ単位のデータを市区町村ごとに統合した「市区町村版」を新たに投入。23区など一部の都心以外は、人口が減少する住宅地的な地域が広く続いている。観光地は休日昼間にピークを迎える傾向がある。

1.サービス開発の背景:商圏分析の課題

 現在一般的な商圏分析では、主に総務省が発表している国勢調査が情報源として利用されています。5年に1回実施される調査では居住地をもとにした夜間人口を示すため、通勤や通学、買い物など流動的な昼間人口を示すことはできません。また、特に宅地開発や都市開発などが活発に行われている人口流動性が高い地域では、時間経過したデータの正確性に問題がありました。さらに、分析単位は最小でも500m四方(または町丁字)なので、狭い商圏の分析を必要とする小売や流通サービスにおいて正確な小地域分析が難題でした。

2.「あさひる統計」とは

 「あさひる統計」は、スマートフォンのアプリから得られる位置情報データを統計処理し、125m四方という小地域において、人口を曜日時間帯別に推計した人口統計データです。従来は1年間の集計を平均化した年間集計版および3ヶ月ごとのデータを集計した四半期版を125mメッシュ単位で提供していましたが、今回のリニューアルにおいて、これらの数値を市区町村単位で統合した「市区町村版」も併せて提供を開始しました。

年4回という高頻度で更新しますので、季節ごとの変化の把握も可能です。通勤・通学はもちろん、買い物・旅行などの流動性の高い人口を曜日や時間帯ごとにマップ化することができます。それにより、これまで課題であった、昼間時間帯の正確な分析、人口流動性の高い地域の人口動態把握、狭域な商圏分析に活用ができます。

今後は、主に地理情報システム(GIS)を利用し店舗展開を行う小売・流通、サービス企業や、地域のインフラ開発を行う企業などへの販売を強化していく予定です。

<3大特長>
・年4回(四半期版)という高頻度の更新
・125m四方という小地域
・曜日時間帯別の詳細なデータ

3.「あさひる統計」の特長詳細
(1)昼間の人口分布が分かる

 スマートフォンの位置情報をもとにしたビッグデータを活用しており、国勢調査などの従来の人口統計では把握できなかった、流動性の高い地域の人口を時間帯別に求めることができます。

(2)狭域の精細な人口動向が分かる

 125m四方という狭い単位でデータ提供されるため、これまで困難であったコンビニエンスストアや自動販売機などの狭域の地域分析にも効果的に対応できます。

(3)年4回の更新サービスによって最新状況を反映

 「あさひる統計」は、年に4回更新しています。従来からの年間集計版に加え、四半期集計版の提供も開始しました。3ヶ月おきに最新の「その街の今」を知ることができます。
※年4回の更新データは、年間ライセンスに含まれています。

(4)地域の特長が一目で分かる地域区分コードを採用

 地域区分コードとは、時間帯別の推計人口の時間帯別平日/休日別の変動パターンをコード化したものです。夜間人口が多い「住宅街」、飲食店や居酒屋などが集中する「歓楽街」、オフィスビルや学校、工場など仕事の場として昼間に人が集まる「ビジネス街」、ショッピングに出かける場所や公園、観光地などレジャーに対応する地域である「お買い物とレジャー」の4種類のコードで地域の区分を行いますので、地域の特長を一目で理解することができます。

(5)導入しやすいライセンス体系と価格

 携帯電話の通信ログなどのビッグデータを応用した人口推計データは、他にもここ数年登場しつつあります。しかし、利用上の制約が多かったり、価格が高すぎるなどの要因で導入をためらう小売・流通企業が多いのも事実です。「あさひる統計」は一般的なエリアマーケティングでの利用を前提にしたライセンス体系と価格を実現しており、従来製品と比べて導入が容易です。

4.「あさひる統計」の概要

【データ提供エリア】
日本全国(提供単位は都道府県)

【データの構成単位】
<標準版>
地域標準メッシュ拡張(6次メッシュ相当の約125m四方)単位
※メッシュ地図データは製品に含みます

<市区町村版>
市区町村単位
※市区町村の地図データは製品に含みます

【データ作成時点】
2020年8月現在
 年間集計版のデータ取得時期は2019年7月~2020年6月の1年間
 四半期集計版のデータ取得時期は2020年4月~2020年6月の3ヶ月間
※年4回更新予定(年間ライセンスにて更新版を無償提供)

【出典データ】
・Profile Passport連携アプリ(株式会社ブログウォッチャー)

【提供フォーマット】
MapInfo形式(*.tab) またはシェープ形式(*.shp)

【希望小売価格(全国一括)】
年間集計版、四半期集計版はセットで提供します。
・年間ライセンス:契約期間中の更新データを年4回提供
 デスクトップ(1ユーザー)…1,500,000円/年
 サーバ(4コアCPU)    …6,000,000円/年

・永久ライセンス:ライセンスはいつまでも有効ですが、更新データの提供はなし
 デスクトップ(1ユーザー)…2,625,000円

※都道府県単位の場合は1都道府県あたり、東京、大阪は上記全国一括価格の20%、埼玉、千葉、神奈川、愛知、兵庫、福岡、北海道は15%、その他の都道府県は10%となります
※市区町村版は上記価格の20%で提供します。ただし、道府県単位の設定はありません
※価格はいずれも税別です

■会社概要

商号    : 株式会社楽しいチリビジ
代表    : 代表取締役 真野 栄一
所在地   : 〒210-0011 神奈川県川崎市川崎区富士見1-2-1-114
設立    : 2007年5月1日
事業内容  : (1)地理情報システムのコンサルティング
          (2)地理情報システムの開発および販売
ウェブページ: http://www.chiri.biz/