マップを活用した商圏分析は今や一般的に行われており、分析のベースには国勢調査が多く活用されています。
しかし、国勢調査は居住地をもとにした人口や世帯を示すものであり、通勤や通学、買い物などで昼間に移動した人口を示すことはできません。5年に1回の調査であり、最新性の担保が難しく、分析単位は最小でも500m四方(または町丁字)にとどまるため、正確な小地域分析は困難です。
「あさひる統計」は、スマートフォンの位置情報というビッグデータをベースに、125m四方という狭い単位で時間帯別の人口を推計した統計データ。従来の国勢調査利用の課題をクリアできる「その街の今がわかる」人口統計データです。
「あさひる統計」の活用でリアルな商圏を理解し、正確な経営判断を行ってみませんか。

Point 1

スマホアプリの
位置情報を活用


Point 2

125m四方という小エリア
ごとの時間帯別の人口を推計


Point 3

国勢調査はいわゆる
「過去の情報」
「あさひる統計」は
3ヶ月ごとに最新

あさひる統計による時間帯別人口分布

特徴

昼間の人口分布がわかる

  • 国勢調査は居住地、昼間人口統計は勤務地や通学先の情報をもとにしているため、勤務地や通学先、買い物客やレジャー由来の人口は把握できませんでした。
  • 「あさひる統計」は、スマートフォンの位置情報をもとにしているので、朝、昼、夕刻などの時間帯別の人口を統計的に求めることができます。

狭域の精細な人口動向がわかる

  • 国勢調査や昼間人口統計の最小分析単位は500mメッシュ(または町丁字域)ごととなっています。コンビニエンスストアや自動販売機などの商圏分析をするには単位が大きすぎて、詳細な分析は困難でした。
  • 「あさひる統計」は、125m四方(6次メッシュ)単位という狭い単位での提供ですから、正確に「その街の今」が分かります。

年4回の更新サービスによって最新状況を反映

  • 国勢調査は5年に1回の調査です。街は日々変化しており、数年を経過した情報が正確なものとは限りません。
  • 「あさひる統計」は、エリアごとの年間の平均人口を年に4回更新しています。メンテナンス契約をご利用いただければ、更新ごとに最新のデータを提供。常に最新の「その街の今」が分かります。

こういう方におすすめ

出店計画

競合店を含めた時間帯別や小商圏の流動人口がわかる

  • 国勢調査を活用して店舗開発の計画を立案している
  • 繁華街などの流動性高いエリアの昼間人口は分からない
  • 調査困難な競合店舗の集客動向を把握できる

「あさひる統計」ならビジネスを行うピンポイントの時間と場所の市場規模がわかる

売上予測

周辺の滞在人口を説明変数として活用

  • 飲食チェーンや小売など前面通行量を前提にした売上予測を実施したい
  • 通行量を個別調査するコストが負担である

「あさひる統計」なら時間帯別の最適な販促計画の指標がわかる

インフラ・防災

平日/休日や時間別での滞留人口を把握

  • 地域のピーク時人口を的確に把握できる
  • 交通計画や災害被害のシミュレーションに役立つ

「あさひる統計」なら流動性の高い地域における、避難所の設置や備蓄計画などを人口規模に応じて計画立案できる

あさひる統計の作成手法

月間数100万端末ものスマホアプリから得られた位置情報ビッグデータから、 125m四方相当のエリア(6次メッシュ)ごとに端末数を集計し、 各種の補正を加えて推計人口を求めています。
「あさひる統計」は、データ出典である「Profile Passport(株式会社ブログウォチャー)」から、 地域ごとの滞在人数のみ提供を受けているため、お客様個人を特定することはできません。

あさひる統計の作成手法
あさひる統計での主題図作成例
平日昼間はオフィス街への人口の集中が激しいことが分かる
平日に比べて休日は都心への人口集中が全体に緩やかで、集積はターミナル駅に限られていることが分かる
新型コロナの分類が第5類指定後初の年末となったこの時期、夜の街の人出はコロナ以前を凌駕している。
緊急事態宣言が出された2020年4月を底に、5月6月と経るにつれて、少しずつ「夜の街」にも人が戻ってきていることが分かる。

地域区分コード

「あさひる統計」の時間帯別の推計人口の時間帯別平日/休日別の変動から、その場所の地域性をコード化したものです。

  • 歓楽街
    飲食店や居酒屋などが多く見られ、夕刻以降に人が集まる地域
  • ビジネス街
    オフィスビルや学校、工場など、仕事の場として昼間に人が集まる地域
  • お買い物とレジャー
    デパートやスーパーなど買い物に出かける場所や公園、遊園地、ハイキングスポットなどレジャーに対応する地域
  • 住宅街
    昼間より夜間の方が人口が多い住宅街
  • 夜間人口、平日と休日の昼間人口、昼間と夕方~夜の人口の比較で地域性をパターン化でき、認識が容易になります。
  • 時系列的に地域区分コードの変化を追うことで、人口特性から見た地域性の変化を見つけられます。
地域区分コード
横浜市中心部の地域区分コードの例

製品概要

データ提供エリア日本全国(提供単位は都道府県)
データの構成単位地域標準メッシュ拡張(6次メッシュ相当の約125m四方)単位
※メッシュ地図データは製品に含みます
データの対象期間・年間集計版(2023年1月~2023年12月の1年間)
・四半期集計版(2023年10月~12月の3ヶ月間)
・毎月集計版(2023年10月、11月、12月の3ファイル)
※年4回更新予定(期間ライセンスユーザーには更新版を無償提供)
出典データProfile Passport 連携アプリ (株式会社ブログウォッチャー)
提供フォーマットMapInfo形式(*.tab) またはシェープ形式(*.shp)

希望小売価格 ※税別

希望小売価格
価格(税別) 期間ライセンス(1年契約) 永久ライセンス(買切り)
デスクトップ利用 1,500,000円/年 2,625,000円
サーバー利用
(4コアCPUあたり)
6,000,000円/年 (設定なし)
  • 期間ライセンスの契約期間中は最新版(年4回)を提供します
  • 毎月集計版は上記各ライセンスのオプション(50万円)となります
  • デスクトップ利用の際の複数ライセンスの価格は、お問合せ下さい
  • サーバ利用は、使用サーバのコア数に応じて価格が変動します

都道府県単位でご購入の場合は、下記クラスに応じた価格となります。

クラス 都道府県 全国版との価格比
A 東京、大阪 20%
B 埼玉、千葉、神奈川、愛知、兵庫、福岡、北海道 15%
C その他の都道府県 10%

「あさひる統計」をもっと詳しく知りたい

製品資料、ユーザーガイド、サンプルデータ(GISユーザー様向け)、ご希望エリアのマップのスクリーンショットなども評価用に提供しております。
主な地理情報システム(GIS)ベンダーなどでも販売の取扱をいただいております。
ご不明な点などがございましたら、お気軽にご相談ください。

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※「あさひる統計」は株式会社楽しいチリビジの登録商標です。